「『選択式』文章法」は、当サイトの主催者兼管理人、スピーチライターの近藤圭太が考案した独自の方法論です。

 

ライターが「段落」や「言葉」を複数の選択肢で提案し、話す人が「選び」「磨き(細かい修正を行う)」「決断する」というプロセスで完成させるというのが一連の手順になります。

では、具体的にどのような原稿になるのか。「論より証拠」ということでまずは見ていただきます。

このスピーチは1分ぐらいの短い長さですが、その組み合わせのバリエーションは216億4,745万880通りにもなります。

イメージで言えば、オーダーメイドの服をまずは仮寸法で作り、後で体に合うようにぴったり合わせていく。このようなイメージになると思います。

ゼロから文章を考えることも表現ですが、自分の考えを理解してもらっている人に原案を考えてもらい、「選ぶ」「磨き」「決断する」ということも立派な表現になります。

三船敏郎さんが主演された「日本のいちばん長い日」という映画の中に、玉音放送の原案をまずは官僚が起草し、国務大臣が議論を戦わせて修正を加え、最後には天皇陛下ご自身も手を加えられて完成させる姿が描かれています。

株式会社の組織は、「所有と経営の分離(株主と仕事をする人の分業を行う)」という考え方に基づいて運営されています。

「『選択式』文章法」は、この玉音放送の原稿を考えるにわたって行われた方法論を、「執筆と決断の分離(スピーチライター的な人間が原稿を執筆し、スピーチを行う人が大所高所から判断を行う)」という考えに基づきシステム化したものになります。

スピーチは「話す人の見識や人格を見える化する」行為ですが、その内容の決定にあたっては様々なプロセスがあります。組織の長という立場であっても、組織全体で共有化された原理原則の上に乗っかる場合もあれば、自らがリーダーシップを発揮し、強い影響力を及ぼす場合もあります。

この「『選択式』文章法」は、スピーチを行うことによって起こりうる様々なリスクや、どれぐらいリターンの伸びしろがあるかなどの状況を俯瞰的にチェックすることができ、部下やスタッフの意見具申を受ける上においても、最終的に大所高所から採用を決断するにおいても、効果を発揮する方法論と言えるでしょう。

「スピーチ例文ドットコム」は、「『選択式』文章法」で作成された各種のスピーチ例文を、著作権フリーで公開しております。

さらに例文を活用して作成した原稿に関してのアドバイスや、方法論そのものを学びたい。本番を前にしたリハーサルとしてスピーチを聞いてもらいたい。などといった方たちへのサポートも行っております。